大谷は“野手専念”の要請に「素直に従う」 米敏腕記者が言及…将来的な可能性に大胆見解
「USAトゥデイ」のナイチンゲール記者が将来の“打撃専念”について掲載
ドジャース・大谷翔平投手の将来のプレースタイルについて、米の敏腕記者が大胆な持論を展開。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は、大谷の将来的な二刀流を“卒業”→打者専念の可能性に言及している。
ナイチンゲール記者は12日(日本時間13日付)のコラム記事で、大谷の打者専念について見解を述べた。「もしドジャースが、オオタニに投げることを諦めて、将来、レギュラー外野手としてプレーすることを求めた場合、オオタニの考えに詳しい関係者2人は、彼は、おそらくそれに素直に従うだろうと語っている」と伝えた。
さらに「オオタニは明らかに打つことが大好きで、おそらく打撃では球界最高だろう。しかし、彼に近い人たちによると、彼は投球には打撃ほどの情熱は持っていないということだ。彼は、単にそれができるから両方やっている」と記していた。
大谷はエンゼルス時代の昨年8月23日のレッズ戦に先発して以降は、投手としては出場していない。この試合で1回1/3を投げたところで腕の異変を訴えて降板。9月に右肘の手術を受けた
ドジャースに移籍した今季は打者に専念。来年の二刀流復活へ向けてリハビリを進めながら、打撃ではここまでメジャートップに2本差の11本塁打。12日(同13日)時点で打率はナ・リーグトップの.352と好調をキープしている。同日のパドレス戦は腰の張りために欠場したが、13日(同14日)の敵地・ジャイアンツ戦は出場が見込まれている。
これまで何度も周囲の予想を覆すような活躍を見せてきた。打撃に専念する今季はさらなる活躍をみせ、来年から鮮やかに二刀流を復活させる姿をファンは待ち望んでいる。
(Full-Count編集部)