水原一平被告が罪状認否で出廷 黒スーツで形式上“無罪主張”…報道陣に無言、米報道
黒スーツに白シャツ姿で登場…報道陣には何も話さず
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺などの罪に問われた水原一平被告が14日(日本時間15日)、罪状認否のため、連邦地裁に出廷した。米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番、サム・ブラム記者が報じた。
水原被告は黒のスーツに白シャツで到着。多数の報道陣が詰めかけたが、何も話さなかったという。
水原被告は日本時間3月20日の開幕戦直後に違法賭博に関与し、大谷の口座から資金を盗んだとしてドジャースを解雇。4月11日(同12日)には、米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追された。翌12日(同13日)にはロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈保証金2万5000ドル(約387万円)で保釈となっていた。
今月8日(同9日)に米連邦検察が、司法取引に応じ銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと発表していた。罪状認否では一度無罪を主張し、後日有罪を認めることになる。