大谷翔平、ジ軍本拠地初HR 印象深いボンズ弾「洗練されたパワーヒッター」…一問一答
「日本の1年目とかよりは歳を重ねるごとに自分の傾向も分かってくる」
■ドジャース 10ー2 ジャイアンツ(日本時間15日・サンフランシスコ)
ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたジャイアンツ戦で6試合ぶりの12号ソロを放つなど5打数3安打2打点をマークした。7試合ぶりの3安打でサイクル安打に王手をかける躍動ぶりで、チームの2連勝&貯金14に貢献。試合後の一問一答は以下の通り。
――オフ明けに結果を残してるが状態は。
「まだ100(%)ではないですけど。(日本時間13日のパドレス戦は)僕は出るつもりでしたけど、大事をとって。良い結果につながっているんじゃないかなと思います」
――オラクルパークでのドジャースとジャイアンツのライバル関係については。
「歴史的な球場。そういうスタイルの球場で、僕個人的にはすごい好きですし、本当に綺麗な球場だなというイメージなので。ドジャースとジャイアンツもそうですけど、バリー・ボンズさんがいっぱい本塁打打っている映像とかを見ていた球場でプレーできてよかったです」
――ボンズ氏には会ったか。
「今日は会っていないですね」
――ボンズ氏はたくさんスプラッシュヒットを打っていたが、自信はあるか。
「今日、打った瞬間に行くかなと思ったんですけど、行かなかった。ちょっと残念ですけど、またチャンスがあれば頑張りたいと思います」
――開幕から色々対応しないといけないことがあったが、打撃で好成績を残してる。
「最初の方は色々あったので、ちょっと睡眠が足りてないなって日がちょっと続いてましたけど、最近は時間にもだいぶ余裕ができて、1日1日、大事にプレーできているかなと思います」
――いい成績を残しているが、今までで一番良い状態か。
「状態は良い方だとは思いますけど、6年間で1番いいかと言ったら、ちょっとわからないですね。みんな打席の中で工夫しながら良い打席ができているんじゃないかなと思うので。その中の1人として良い打席が送れているんじゃないかなと思います」
佐々木麟太郎とはテキストで連絡…打撃練習を「見たら勉強になる」
――打者として改善したポイントは。
「シーズン中にも打ちにくいなというか、結果が出ていないなということもあるので。それを1年1年改善していこうと。シーズンの中で1打席1打席で修正したいと思っているので。いつ、というよりは毎打席毎打席進歩しているかなと思います」
――いつから眠れるようになったのか。
「色々と物事が進展して、新しいことがわかって、自分のやるべきことを出して。一旦、解決した段階では、僕の方からやることは無くなったので。その段階でかなと思います」
――打てない期間を短くできるのは何を掴んだのか。
「調子の波を、周期もあれば深さもあるのでまだ調子が一番悪い、深い波がきていないだけなのかも分からないですけど、自分が感じが悪いなと思ったときに改善できる引き出しは毎年、歳を重ねているごとに、経験するごとにやればこうやって改善されていくんだなと分かってくるので」
――引き出しが増えている。
「最初感じが悪くても何が原因なのかある程度早い段階で、もちろん日本の1年目とかよりは歳を重ねるごとに自分の傾向も分かってくるので、これが悪いとどうなるよねというのがちょっとずつ分かるんじゃないかなと」
――佐々木麟太郎とやり取りは。
「テキストはずっとしていましたね。今日来るって、練習が休みみたいな感じでした。僕は元々表にはあまり出ないので。本人が色々な人の打撃練習を見て勉強したいみたいな話をしていたので、それは多分見たら勉強になるんじゃないのというやり取りはしていました。今日? 会ってはいないです」
――形状が特殊な球場、環境面は打撃で考えるか。
「気にしないですね。たとえいい本塁打性の当たりで戻されたとしても、それは運でしかない、左右できないですし、いい打席を積み重ねていくだけです」
――ボンズ氏のスプラッシュヒットをどう見ていたのか。
「本当にメジャーリーグの打者というか、今よりも動き方だったりが日米で凄く差があった時期だと思うので、米国人らしい打ち方というか、洗練されたパワーヒッターのイメージなので格好いいなと思って見ていました」
(Full-Count編集部)