日本ハム大谷が自己最多12勝へ先発 前回2被弾おかわり君を「抑えないと」
8日には打者としてサヨナラ打も、投手大谷「それは別の話」
日本ハムの大谷翔平投手が自己最多12勝目をかけ、11日の西武戦(西武プリンスドーム)に先発する。ここまで11勝(2敗)、防御率2.28、勝率8割4分6厘はパ・リーグトップ。133奪三振もトップの楽天・則本と3個差の2位だ。二刀流3年目。投手で急成長を遂げる男の現状や今後の意気込みは?
――球宴後は7月24日の西武戦で6回7安打5失点も11勝目。4日のソフトバンク戦は7回途中で自己ワーストタイ9安打7失点と崩れた。2試合登板で1勝1敗、防御率8.76。疲れは感じているのか?
「(オールスターは第1戦で先発し2回2安打1失点で)あんまり投げていないですし、疲れもない。特に疲れも感じていないですし、いい感じできているかなと思う。シーズン全体を通しながら、疲れをためずにきている」
――前回の西武戦では「おかわり君」こと中村に満塁弾を含む2被弾を喫した。やはりマークすべき打者か?
「いい打者ですし、あそこをしっかり抑えないと(勝つことは)なかなか難しいかなと。この間は僕のミス。普通にやっても打たれるか打たれないかというくらい、いい打者。まずはしっかりと自分の持てるものを出せればいいかなと思います」
――12勝目がかかった登板は蒸し暑い西武プリンスドームが舞台。
「1回投げているので、それを踏まえながらいければ。その日の調子もありますけど、まずはしっかりゼロに抑えられたらいい」
――8日の楽天戦で初のサヨナラ打を放つなど不安視された打撃が復調気配。投手へ、いい影響は出るか?
「それは別の話です。こないだも(投手で)やられていますし、次が大事かなと思います」