ド軍打線に捕まるも…大谷翔平には“完勝”「うまくできている」 敵軍右腕は平常心
対大谷は6打数無安打「積極的に攻めようと」
■レッズ 9ー6 ドジャース(日本時間25日・シンシナティ)
ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地・レッズ戦で5打数無安打に終わった。相手先発のグラム・アッシュクラフト投手相手に3打数無安打。今季ここまで6の0と封じ込まれている。試合後、右腕は「打線全体に素晴らしい打者が揃っている。こっちがミスを犯せば彼らが仕留めてくる」と警戒心を緩めなかった。
この日、アッシュクラフトは大谷と初回無死一塁の第1打席で対戦。三ゴロに仕留めた。同点の2回1死二、三塁では勝ち越しを許したが遊ゴロ。4回2死二塁の第3打席も遊ゴロに抑え込んだ。大谷やベッツら強打者が揃うドジャース打線相手でも平常心は崩さなかったようで「ここにいるのは全員メジャーリーガーだから、全員をそう言う風に捉えないといけない」と淡々と振り返っていた。
18日(同19日)の敵地・ドジャース戦でも5回3失点で負け投手にこそなったが、大谷とは3の0。一ゴロ、二ゴロ、左飛に仕留めた。5回1/3を投げ8安打5失点と決して好投したとは言えなかったものの、試合後には大谷との対戦について振り返った右腕は「彼は素晴らしい選手。以前何度か対戦した時のように、積極的に攻めようとするんだ。それがうまくできていると感じているよ」と納得した表情だった。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)