大谷翔平の盗塁死を指揮官擁護 牽制で飛び出し…今季初の失敗「計算の上でリスクを」
米通算100盗塁直後に失敗…15回目にして初
■ドジャース 4ー1 ロッキーズ(日本時間2日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、本拠地・ロッキーズ戦で今季初の盗塁死を記録した。メジャー通算100盗塁に到達した直後に牽制で逆を突かれアウトに。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「彼は計算の上でリスクをとった。問題ない」と擁護した。
「2番・指名打者」で出場した大谷は、3回の第2打席に四球で出塁し、続くフリーマンの初球で今季14盗塁目を決めた。しかし、直後に牽制で逆を突かれ飛び出すと、三遊間の挟殺プレーでアウトになった。
今季はスプリングトレーニングから走塁を強化してきた。キャリアハイは2021年の26個だが同年はメジャーワーストの10盗塁死を記録していた。今季はシーズン換算すると、キャリアハイを大幅に更新する37個ペースとなっている。
15回目にして初の盗塁死でも成功率は.933。指揮官は「うーん、上手くいかなかった。野球では、起きることだ」と気にしていない様子だった。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)