衝撃転身を果たした水原被告 裁判途中、多額負債でも働けるワケ…判明した“抜け穴”
NYポスト紙が写真掲載…水原被告はラフな格好で配達
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪などの罪を認めた水原一平被告が、ウーバー配達員に“転身”した。米ニューヨーク・ポスト紙が6日(日本時間7日)に伝えた。現状でウーバー配達員を務めることは可能なのだろうか。
同紙は「ショウヘイ・オオタニの元通訳、イッペイ・ミズハラが詐欺事件後にウーバーイーツ配達」との見出しで報じた。「ロサンゼルス近郊でウーバーイーツの配達をしているところを目撃された」として、複数の写真を掲載。水原被告は黒の帽子を被り、パーカー、ハーフパンツとラフな格好で配達する様子が収められている。
米国ウーバーの公式ホームページによると、経歴でチェックされるのは犯罪歴。殺人、性的犯罪、テロに関係する行為を含め、有罪判決を受けた人物は時期に関係なく失格になる可能性がある。係争中の人物も“失格”の可能性があるという。
ドライバーの場合は、運転する地域の規則によって、良好なリハビリや素行だと証明する個人的評価が必要となる場合があるそうだ。そして、注目すべきは借金、ローン等などの信用調査は審査の対象外ということ。多額の借金があるとされる水原被告だが、ウーバー配達員として働くことは可能なようだ。
水原被告は4日(同5日)に米カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷。銀行詐欺罪と税務書類偽造の罪を認めた。判決は10月25日(同26日)に言い渡される予定となっている。
(Full-Count編集部)