大谷翔平は「MVP争いから脱落」 米記者指摘…初の快挙へ、求められる“天文学的成績”

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

米記者「彼は5月半ばに壁にぶち当たった」

 ドジャースの大谷翔平投手は、史上初となる指名打者でのMVPに輝くことができるのか。今季は過去得意としていた6月で失速。米メディア「スポルティング・ニュース」のカイル・マドソン記者は、「オオタニは完全にMVP争いから脱落したようだ」と指摘している。

 大谷は13日(日本時間14日)の試合を終えて、打率.306、17本塁打をマーク。同記者は「成績が酷いというわけではない」としながらも、守備での貢献度も大きく評価されてきたMVPというタイトルにおいては、「成績が天文学的でなきゃいけない」と、獲得の難しさを説明した。

 打率はリーグ5位、本塁打はリーグ2位と高位置につけているものの、5月中盤以降は急失速。6月は11試合中8試合で安打を放っているが、三振の頻度が高くなっている。同記者は「彼は5月半ばに壁にぶち当たり、そして今、見たところオオタニは完全にMVP争いから脱落したようだ」と言及した。

 今後は再びパワーを生かして打棒を発揮し始めることを期待しつつも「MVP争いに再び返り咲くには十分な活躍にはならないだろう」と予測している。

 過去に例がない指名打者でのMVP。巻き返すには、歴史的な“大爆発”が必要だ。

(Full-Count編集部)

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