ベッツ離脱は大谷翔平にも影響? 米識者が指摘するド軍の弱点「一部に重圧がかかる」
ベッツ離脱で「仕事をしていた一部の選手に重圧がかかる」
地区首位を走るドジャースを襲う故障禍。多くの離脱者を抱える中で、山本由伸投手、ムーキー・ベッツ内野手が相次いで負傷者リスト(IL)入りする事態となった。今後の戦いに影響は避けられないが、米識者はどう見ているのか。
カージナルスなどでプレーしたゼイビア・スクラッグス氏が、デジタルラジオ局Sirius XMのチャンネル「MLBネットワーク・ラジオ」に出演。「チームで屈指の成果をあげていたリードオフが長期離脱。となると、仕事をしていた一部の選手に重圧がかかる。8、9人が貢献していたわけではないからだ」と指摘した。名前を挙げたのは大谷翔平投手、フレディ・フリーマン内野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手、ウィル・スミス捕手。これらの中心選手により負担がかかると述べた。
また、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏は、米ポッドキャスト「ファウル・テリトリー」の番組「フェア・テリトリー」に出演。「ドジャースの大惨事」と名づけられたコーナーで、「2人の離脱は非常に大きい。2人の契約は合わせて6億9000万ドル(約1087億7000万円)。ドジャースにとって悪いニュースだ。今年はどの投手も何らかの形で怪我をしているように見える」と説明した。
一方で、「彼らはプレーオフに進出するし、ベッツとヤマモトは戻ってくる。離脱は痛いが、チームは乗り越えられるはずだ」とも。「大きな損失だが、ドジャースにとっては10月がすべてだ」と話した。16日(日本時間17日)時点で2位・パドレスとのゲーム差は8。10月のプレーオフに戦力が整うことが重要だと解説した。
(Full-Count編集部)