現役ドラフトは「夢がある」 未出場→交流戦MVP…大ブレークの逸材23歳が「ヤバすぎ」
ハム・水谷は交流戦の歴代最高打率.438でMVPを受賞した
日本野球機構(NPB)は19日、交流戦MVPに日本ハムの水谷瞬外野手を選出したと発表した。初受賞となった水谷は交流戦で64打数28安打と大当たり。交流戦で歴代最高となる打率.438をマーク。賞金200万円をゲットした。
日本ハムによるとチームでは2007年のライアン・グリン投手以来17年ぶりで、打者では初の受賞。水谷は球団を通じて「最高の賞をいただけて光栄です。初めての交流戦でのプレーでしたが、意識せずに1打席、1打席を大切にできたことが、形になる結果につながったと思います。活躍は交流戦だけだったと言われないように、リーグ戦再開からもチームに貢献できるように全力で頑張ります」とコメントした。
昨年の現役ドラフトでソフトバンクから日本ハムに移籍。今年4月9日にはプロ6年目にして初の1軍昇格を果たし、同11日のソフトバンク戦でプロ初安打初打点をマークしていた。不振で2軍落ちを経験した時期もあったが、結果を残して5月21日に再昇格。その後は、プロ初本塁打を放つなど好調をキープしていた。
それまでの交流戦最高打率は2015年の秋山翔吾外野手(広島)の.432、2位は同年の柳田悠岐外野手(ソフトバンク)の.429、3位も同年の角中勝也外野手(ロッテ)の.427だった。4位は長谷川勇也外野手(ソフトバンク)の.418だった。
躍動する23歳にファンは「まじ現役ドラフトって神制度やな」「レジェンド達の中に入るのスゴすぎる」「活躍におじさん泣いちゃった」「夢がありますね」などと反応。さらに上位だった秋山、柳田、角中が同年の成績だったことで「水谷がすごいのはもちろんだけど2015えぐすぎて草」「2015年ヤバすぎやろ」「2015年バグってて草」といったコメントも寄せられていた。
(Full-Count編集部)