大谷翔平、代役1番で「なんとかカバーしたい」 ベッツ離脱で…明かした思い
通算774安打で青木宣親に並び日本人歴代3位
【MLB】ロッキーズ 7ー6 ドジャース(日本時間20日・デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地のロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、日本人歴代3位タイの通算774安打をマークした。2回の満塁機では走者一掃の3点二塁打を放ち、5打数2安打3打点で打率.317。試合後、離脱したムーキー・ベッツ内野手について「リーダー的存在ですしなかなか簡単に埋まるものではない」と話した。
初回先頭の第1打席は相手好守に阻まれ三邪飛に倒れたが、3点を追う2回2死満塁、右腕フェルトナーの真ん中高め、96.5マイル(約155.3キロ)を中堅左へ打ち返した。走者一掃の3点二塁打。一振りで試合を振り出しに戻し、1イニング4得点のビッグイニングを呼んだ。
満塁機で安打を放つのは、今季5打席目で初めて。「満塁の場面もしっかり甘い球を。結果的に全員返すことができたので、良い打席だったと思います」と納得の表情だった。
一方で、第4打席は見逃し三振。「まずはバットにしっかり当てることが最優先かと思うので。最後の際どいボールもまずはしっかりと振りに行って、ファウルでもなんでも良いんで、バットに当てるということが最優先だと思います」と反省していた。
17日(同18日)に不動の1番だったベッツが左手の骨折で負傷者リスト(IL)入り。代わって1番を務めるが「リーダー的存在の選手ですし、なかなか簡単に埋まるものではないと思いますけど、みんなでなんとかカバーしたいなっていう気持ちは持っていると思います」と話した。
(Full-Count編集部)