ロッテ・石川歩が支配下復帰、昨年右肩手術から復活 背番号「12」…球団発表
今季イースタン・リーグでは2勝負けなし、防御率1.08
ロッテは24日、石川歩投手と支配下選手契約を結んだと発表した。昨年10月に右肩の手術を受け、今季は育成契約を結んでいた。背番号は「12」に決まった。
石川歩は「状態は上がってきていると思います。長いリハビリの日々の中、支えてくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。これからは一軍の戦力として勝利に貢献できるように頑張りたいです」と球団を通じてコメントした。
石川歩は2013年に東京ガスからドラフト1位でロッテに入団。2014年から3年連続で2桁勝利を挙げ、2016年には最優秀防御率のタイトルを獲得するなど先発の柱として長くチームを支えた。
ただ、2023年は故障に苦しみ、プロ10年目で初めて1軍登板なし。10月24日には右肩ベネット骨棘切除術および後方関節包解離術および関節唇クリーニング術を受けていた。今季は復活に向け、背番号122で再出発していた。
今季はイースタン・リーグで8試合に登板して2勝負けなし。25回を投げ、失点3で防御率1.08。与四球はわずかに1という安定ぶりだった。ロッテは現在リーグ3位で2位の日本ハムに1ゲーム差、4位の楽天にも1ゲーム差とAクラス入りへ激しく順位を争っている。チームの“起爆剤”となるべく、通算76勝の36歳右腕が期待の支配下選手復帰となった。
(Full-Count編集部)