1番・大谷翔平をベッツ称賛「全てに感心させられる」 復帰後の打順にこだわりなし
ベッツ「ショウヘイはショウヘイ。全てのことに感心させられる」
左手骨折で負傷者リスト(IL)入りしているドジャースのムーキー・ベッツ内野手は3日(日本時間4日)、本拠地のダイヤモンドバックス戦前に報道陣の取材に応じた。現在のリハビリ状況や1番打者として躍動する大谷翔平投手への思いを語った。
ベッツは6月16日(同17日)の本拠地・ロイヤルズ戦で死球を受けて左手を骨折した。「完治するのを待たないといけない。全治6〜8週間で2週間経ったから、まだ長い道のりだ」。現在はスローイングやランニング、筋力トレーニングをする日々だが、この日は遊撃のポジションで守備練習。ボールを使わないながらも遊撃手の動きを確認する“シャドー守備”を行った。
復帰後は今季不動だった「1番・遊撃」にこだわらない考えだ。大谷が1番打者として躍動し、遊撃では35歳のロハスが攻守で結果を出している。「いいプレーをすることだ。チームが勝てれば気にしない。(ポジション変更でも)今年やってきたことより難しいことはない。問題ないし、チャレンジを受け入れる」。
ロバーツ監督は大谷とフリーマンを切り離す“ジグザグ打線”へのこだわりを語っていた。「(打順も)ショウヘイが打つところに合わせる。打ちたい打順を打ってもいい。彼がやりたいことが決まったら自分がフィットするだけだ。最高のチームになるためなら」と熱く語った。
最後に1番打者として打率.352、8本塁打、18打点と好成績を残す大谷についても言及。「1番を打っていることは関係ないと思う。ショウヘイはショウヘイ。全てのことに感心させられる。でも、感心させられすぎてもう感心しないよ」と笑うしかない様子だった。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)