【高校野球】健大高崎が快勝で16強出揃う 東北勢が4校進出、仙台育英-花巻東が激突
健大高崎は8回に一挙5得点で創成館に勝利、15日から3回戦
第97回全国高校野球選手権大会は第9日が14日、甲子園球場で行われ、健大高崎(群馬)が創成館(長崎)を8-3で破り、16強に進出した。同点の8回に一挙5得点で試合を決めた。これで16強が出揃い、15日からは3回戦が始まる。
創成館は初回、先頭の鳥飼がいきなりスリーベースで出塁すると、続く嶋田がレフトへ犠飛。1点を先制した。
その後は両投手が得点を許さず、4回まで1-0のまま試合が進む。
5回、健大高崎は無死一、三塁とチャンスを作り、佐藤がレフトへ犠飛。同点に追いついた。さらに、1死満塁として林がスクイズを試みたが、フライとなりアウト。2死満塁となったものの、続く相馬がセンターへのタイムリーを放ち、2点を勝ち越した。
創成館は7回、1死満塁で中島巧の投ゴロを川井が悪送球。これで1点差とすると、8回は1死二塁から鷲崎がタイムリーツーベースを放ち、同点に追いついた。
しかし、8回、健大高崎は無死満塁として、宮本がセンターへ運ぶ。創成館の中堅手が飛び込んだが、わずかに届かずボールがこぼれ、1点を勝ち越した。続く小谷もセンターへ運び、2点を加えると、1死二、三塁から川井も2点タイムリーを放ち、リードを5点に広げた。
9回は川井が無失点に抑え、8-3で快勝。16強最後の椅子をつかんだ。
15日からは3回戦がスタート。東北勢から4校が16強に進み、仙台育英-花巻東の“東北対決”も組まれた。3回戦のカードは以下の通り。
第10日 8月15日(土)
1.東海大甲府(山梨) 対 早稲田実(西東京)
2.鶴岡東(山形) 対 花咲徳栄(埼玉)
3.遊学館(石川) 対 東海大相模(神奈川)
4.作新学院(栃木) 対 九州国際大付(福岡)
第11日 8月16日(日)
1.健大高崎(群馬) 対 秋田商(秋田)
2.関東一(東東京) 対 中京大中京(愛知)
3.仙台育英(宮城) 対 花巻東(岩手)
4.興南(沖縄) 対 鳥羽(京都)
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count