球宴前なのに…大谷翔平が大台突破の「5.1」 “不利”お構いなしの独走状態に米衝撃
大谷翔平がナ・リーグのWARで1位に
ドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地・フィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、2打数1安打1四球1盗塁だった。ここまで打率.315、28本塁打、65打点、21盗塁。8日(同9日)の時点で、米野球データサイト「ベースボール・リファレンス」の野手のWARでは唯一の5点台となる5.1をマークしている。
選手の貢献度を示す総合的指標の「WAR」はMVP争いで最も重要ともされており、守備の分の加点がない指名打者は不利とされている。にもかかわらず、2位につけるダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手の4.3を突き放し独走している。
65%以上を指名打者で出場した選手の歴代最高は、1995年にエドガー・マルティネスが記録した「7.0」。シーズンを完走すれば記録更新は間違いなさそうだ。指名打者専任の選手がMVPを獲得すれば、史上初の快挙となる。
この投稿にファンも反応。「球界最高の選手はショウヘイ・オオタニ」「オオタニは投げていないシーズンの途中でさえもMVP。なんてこった」「なんてこった!!!! オールスターブレーク前に(WARが)5超」と驚きの声が上がった。
(Full-Count編集部)