大谷翔平200号も…募る「なおド」の危機感 18年ぶり敗戦にX嘆き「いやな感じが」
ドジャースは9回に5点差を追い付かれ、延長戦で敗戦…18年ぶりの珍事だった
【MLB】タイガース 11ー9 ドジャース(日本時間14日・デトロイト)
歴史的敗戦に危機感を募らせている。ドジャースは13日(日本時間14日)、敵地で行われたタイガース戦に9回まで9-4と5点リードしていたが、その裏にまさかの5失点。延長戦の末にサヨナラ負けを喫した。大谷翔平投手の200号は空砲に終わり、「『なおエ』の次は『なおド』か」「芸術性の高いなおド」とSNS上には不安の声が広がった。
大谷は「1番・指名打者」で先発出場。5初回に三塁打を放って先制のホームを踏み、5回には29号ソロを放ち、日本選手で初めてメジャー通算200号の大台に到達した。4打数2安打2打点、2四球1盗塁の活躍を見せたものの、ドジャースは9回に5点を失って同点に追い付かれ、延長10回に2ランを浴びてサヨナラ負け。8回までに5点以上のリードから敗れるのは球団史上6度目、2006年4月30日パドレス戦以来18年ぶりのことだった。
MLBデータサイトの統計上は、9回2死目を取った時点で「勝率99%」に達していたが、まさかの結果。X(旧ツイッター)には「『なおド』……って言いそうになりました」「9-4から逆転された? まさにエンゼルスの頃を思い出させる『なおド」な試合」「なおドかよ~」「なおドやんけ……」などと、嘆きのコメントが溢れかえった。
大谷は昨年までエンゼルスに在籍。2021年と2023年にMVP、2022年には規定投球回&規定打席到達という偉業を成し遂げる歴史的な活躍をしていたものの、大谷の成績に反してチームは負けが込み「なおエ(大谷翔平は活躍しましたが、なおエンゼルスは負けましたの意)」が日本のファンに浸透していた。今季から強豪ドジャースに移籍し、依然としてチームは地区首位を維持しているものの、直近10戦3勝とらしくない結果が続き、やきもきしているファンが多いのかもしれない。
(Full-Count編集部)