フリーマンが絶賛する大谷翔平の“人柄” 球宴中の子守り対応に感謝「友だちのように」
ド軍フリーマン「誰かが期待すれば彼はやってのけてしまう」
【MLB】ア・リーグ 5ー3 ナ・リーグ(日本時間17日・アーリントン)
ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、オールスター戦に「2番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で先制3ランを放った。球宴通算8打席目で生まれた待望の一発。MVP受賞はならなかったが、同僚のフレディ・フリーマン内野手は大絶賛だった。
「何でもできるように感じてしまう。オールスターで3ランを打つとかね……。誰かが期待すれば、彼はやってのけてしまう。アメージングだよ。難しいことなのに毎回だ。本当にスペシャルな選手だ」
大谷とフリーマンは昨季までリーグが違い、オールスター戦で同僚になるのは今回が初めてだった。フィリーズのハーパーらスター揃いの中でも、大谷の振る舞いはいつもと変わらなかったという。「ショウヘイはショウヘイらしく振る舞っていたよ。私たちと一緒にいてくれて幸運だよ。彼はいつも笑顔なんだ」。
例に挙げたのがフリーマンの長男・チャーリーくん。前日15日(同16日)のホームランダービー前に行われた打撃練習で、チャーリーくんがランニングキャッチ。スタンドでも大歓声が上がっていたが、グラウンドで誰よりも喜んでいたのが大谷だった。フリーマンは「ショウヘイは誰にだって友だちのように接してくれる。そういう人なんだ。子どもや家族に対して優しくて、寛容に接してくれるんだ」と、父親として感謝した。
後半戦は19日(同20日)の本拠地・レッドソックス戦から始まる。「スペシャルな人を毎日見ることができるんだ。驚かせ続けてくれるんだ」。次は何をやってくれるのか――。34歳のベテランも日々心待ちにしている。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)