吉田正尚、大谷翔平の特大弾に立ち会えず…動画で再生し驚愕「すごいの見られました」
打撃練習中で実際の場面は見ずも「後でiPadで見ました」
【MLB】ドジャース 9ー6 Rソックス(日本時間22日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地・レッドソックス戦で今季30号ソロを放った。右中間へ飛距離473フィート(約144.2メートル)の特大弾。対戦相手の吉田正尚外野手も「すごいの見られました」と笑った。
5回無死走者なしで迎えた第3打席、クロフォードの甘く入ったカットボールをとらえた。球は右中間スタンドのダイソー看板の上を越えてバウンドし、外へと消えた特大弾。6月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦で放った20号の476フィート(約145.1メートル)に次ぐ今季2番目の飛距離だった。
この日、「6番・指名打者」で出場していた吉田は室内で打撃練習をしていたため、実際の場面は目撃せず。「後でiPadで見ましたけど、すごいの見られました」と笑顔で感嘆していた。ドジャース打線はこの日、6本塁打。「結構HRが出るんだと……けど、捉えているからだと思います」と納得していた。
吉田自身は3打数1安打1打点1死球。6回の第3打席では右前打を放ったが、一発出れば同点の最終9回1死満塁では二ゴロで併殺崩れに倒れた。手応えは「ないです、まだ」と一言。ここまで打率.260、OPS.695。「結果を出して、信頼をつかんでいかないといけない立場」と表情を引き締めた。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)