阪神22歳は「育成で獲っていい選手じゃない」 岡田監督も惚れ込む韋駄天は「赤星やん」
岡田監督がキャンプで絶賛「本当の走り屋。支配下の可能性はあると思うよ」
阪神の育成ドラフト2位・福島圭音外野手の“一発”にファンも興奮している。26日にマスカットスタジアムで行われたウエスタン・リーグの広島戦、2回にプロ入り1号をランニング本塁打で飾った。期待の若手のメモリアル弾に「足速すぎるww」「めっちゃ、ええやんね!」「赤星やん」と称賛が殺到した。
「9番・中堅」で先発出場。2回、2死一、三塁で打席に立った福島は、森翔平投手の直球を左翼線へ弾き返した。田村俊介外野手がダイビングキャッチを試みるもわずかに届かず、ボールが転がる間に快速を飛ばしてホームイン。約14秒でダイヤモンドを一周した。
背番号「126」の“高速弾”を見たファンは「支配下で早く見たい!」「近本2世になれ」「ちょっと凄すぎる……育成でとっていい選手ちゃうやろ」「支配下待ったなし」などと反応。タイガースを代表する韋駄天外野手の赤星憲広氏や近本光司外野手と比較する声もあった。
聖望学園高、白鴎大から2023年ドラフト育成2位で阪神に入団。大学4年春にはリーグ新記録の20盗塁に加えて首位打者、最多安打、最多盗塁、最高出塁率、ベストナインを獲得した経歴を持つ。今春のキャンプで岡田彰布監督はソフトバンク・周東佑京内野手の名を挙げながら「本当の走り屋。支配下の可能性はあると思うよ」と絶賛していた。阪神の支配下枠は残り「3」。福島は7月末までの期限に滑り込むだろうか。
(Full-Count編集部)