大谷翔平の走塁死…指揮官は擁護も「得点できたら」 落胆隠せず…貧打には嘆き「3安打しか」
パドレスに2連敗…シーズに3安打と苦戦「もっとプレッシャーを与えられたかも」
【MLB】パドレス 8ー1 ドジャース(日本時間1日・サンディエゴ)
ドジャース・大谷翔平投手は7月31日(日本時間8月1日)、敵地・パドレス戦で3打数無安打に終わった。3回には相手守備が乱れた際に本塁を狙うも走塁死。チームは大敗で2連敗となった。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「でも、1つのプレーだけで、試合の流れが変わるとは思わない」と話した。
3回1死の第2打席は四球で出塁。2番スミスが倒れた後、ラックスが二塁打を放った。大谷は一度三塁でストップ。その後、相手の中継が乱れたのを確認すると、本塁を狙った。しかし、マチャドの好守もあり、アウトになった。
試合後、ロバーツ監督は「ボールが目の前にあったから、(走塁は)直感によるプレーだった。でも、マニー(マチャド)がいいプレーをした。(再開後)2死二、三塁で得点できたら、試合の流れを変えられたかもしれない」と説明。一方で「でも、1つのプレーだけで、試合の流れが変わるとは思わない」と擁護もしていた。
打線は前回登板でノーヒットノーランを達成したシーズから3安打に終わった。試合後「私たちは3安打しか打っていない」「(走塁死をしなければ)シーズに対してもっとプレッシャーを与えられたかもしれないし、もしかしたらもう1本打っていたかもしれない」と貧打を嘆いた。
また、この日、先発のクレイトン・カーショー投手が4回途中7失点。三振を一つも奪えずにマウンドを降りた。指揮官は「少なくとも、理想的な投球ではなかった。制球はよくなかったし、スライダーに対していいスイングをされてしまった」と肩を落とした。その後、「今晩はグレートではなかった。でも、これもプロセスの一環だ。(復帰後)僅か2登板で毎回完璧なピッチングをできる投手なんていない」と再起を期待した。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)