“大谷超え”25歳の痛恨ミスに非難殺到 想定外の横取り発生「どうして起きる?」

アストロズ戦に出場したパイレーツのオニール・クルーズ(左)【写真:ロイター】
アストロズ戦に出場したパイレーツのオニール・クルーズ(左)【写真:ロイター】

パイレーツのオニールはフライを“横取り”しようとして落球

【MLB】アストロズ 5ー4 パイレーツ(日本時間1日・ヒューストン)

 パイレーツのオニール・クルーズ内野手があり得ないエラーを犯して話題になっている。7月31日(日本時間8月1日)の敵地・アストロズ戦に「7番・遊撃」で出場したが、飛球を“横取り”しようとして落球。送球エラーも重ねるなど、逆転負けのキッカケをつくってしまった。ファンは「リトルリーグのプレー」「これやっちゃだめ」「こんなことがどうして起きる?」と声をあげている。

 3点リードで迎えた3回2死一塁、アストロズのヨルダン・アルバレス外野手は左翼前方に飛球を打ち上げた。左翼のブライアン・レイノルズ外野手が捕球体勢に入ろうとしたところで、遊撃のクルーズが“横取り”しようとしたが、落球してしまった。

 この失策で一塁走者が生還。しかもクルーズの本塁への送球が悪送球になり、アルバレスは三塁まで進んだ。さらに次打者の適時打二塁打で1点差に。6回にアストロズのマウリシオ・デュボン内野手に2ランが飛び出し、逆転負けを喫した。この試合で、クルーズはこの“ダブルエラー”の他に、もう1つ送球エラーも犯して3失策。打撃でも4打数無安打3三振と、散々な1日になった。

 29日(同30日)のアストロズ戦では打球速度119.3マイル(約192キロ)の痛烈な二塁打をマーク。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、スタットキャスト(2015年以降)で計測された119.0マイル(約191.5キロ)以上の打球速度の最多記録で、2位がクルーズとアーロン・ジャッジ外野手の6、4位が大谷翔平の3だった。

“大谷超え”の25歳が犯したミスに、ファンも辛辣。「パイレーツの守備は最近かなり悪い」「彼の守備はひどい」「今まで見てきた内野手のプレーの中では最悪」「試合を変えるプレー」とコメントが寄せられた。

【実際の映像】“横取り”ならず…まさかの落球 大谷超え25歳の凡ミス

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