大谷翔平は「唯一無二だ」　ド軍指揮官が絶賛…明かしたジャッジには無い“強み”

日本人初の30-30達成…ロバーツ監督が自らジャッジと比較

【MLB】ドジャース 10ー0 アスレチックス（日本時間4日・オークランド）

　ドジャース・大谷翔平投手は3日（日本時間4日）、敵地・アスレチックス戦で自身初の1試合3盗塁を記録し、日本人初となる30本塁打＆30盗塁を達成した。デーブ・ロバーツ監督は試合後、自らヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の名前を出し両者を比較。「ショウヘイのフットスピードや攻撃面での能力は、唯一無二だ」と絶賛した。

　大谷は初回に今季29個目となる二盗を決めると、9回にも二盗を成功させ30盗塁に到達。すでに33本塁打を放っており、今季メジャー最速で“30-30”を記録した。さらに今度は三盗も成功。自身初の1試合3盗塁、2安打で自己最多タイの41試合目のマルチ安打もマークした。

　一方のジャッジは今季、メジャー最速で40本塁打、100打点に到達。ここまで打率.321、41本塁打103打点、OPS1.154と驚異の成績を収めている。昨季までは互いにMVP争いをしていたが、今季は別リーグとなり、同時受賞の期待もかかる。

　ロバーツ監督は試合後、大谷の快挙を絶賛。その後、「ジャッジは確かにものすごいシーズンを送っているけれども……」と自ら名前を挙げた。「ショウヘイのフットスピードや攻撃面での能力は、唯一無二だ」と褒め称えていた。

（川村虎大 / Kodai Kawamura）