大谷翔平、フリーマン思いやる34号「良いホームラン」 同僚復帰に喜び「チームとして大きい」
フリーマンの復帰戦で勝利
【MLB】ドジャース 5ー3 フィリーズ(日本時間6日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地・フィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、34号を放つなど、3打数2安打2打点1盗塁の活躍を見せた。チームは前回対戦で同一カード3連敗を喫したフィリーズに5-3で勝利。試合後は場内インタビューで「フレディが帰ってきた1試合目で勝てたのもチームとしてすごく大きいと思います」と同僚の復帰を喜んだ。
チームはこの日、三男マックスくんの病気により戦線から離れていたフリーマンが復帰。第1打席に立った際は両軍ベンチ、観客総立ちで拍手で迎えられた。「みんなが応援していたと思います。これからリハビリもあると思うので『みんなが応援しているよ』というああいう歓声は素晴らしい。見ている方も素晴らしいと思う瞬間だったと思います」と思いやった。
大谷は初回先頭の第1打席は三邪飛に倒れたが、1点を追う3回無死一、三塁の第2打席は右翼へ同点に追いつく犠飛。続くT・ヘルナンデスの勝ち越し2ランを演出した。5回1死の第3打席は右翼線へ打球速度117.1マイル(約188.5キロ)の爆速二塁打。さらに三盗を決め、今季32個目の盗塁を記録した。
8回先頭の第4打席では左中間へ34号ソロ。フィリーズ戦で初アーチでカージナルスを除く29球団で本塁打を達成。30球団制覇に王手をかけた。試合を決める1発に「終盤なので1点でも多く取った方がもちろんいい。そういう意味では良いホームランになったなと思います」と話した。
これで今季42度目のマルチ安打とし、エンゼルス時代の2022年を抜き自己最多。34本塁打、32盗塁で「45-45」も狙えると問われると「ホームランはいいところで打てたらいいですし、盗塁は高い確率でいけると思ったときにしっかりにいければ勝利に貢献できる確率高くなるので、そこは集中してやっていきたい」と力を込めた。大谷の躍動で地区勝率1位の対決を先勝。チームは3連勝となった。
(Full-Count編集部)