21連敗のWソックスは「チームとしてバッド」 移籍したベテランが指摘した“弱点”
カージナルスに移籍したファム「監督やGMを名指しは間違っている」
ホワイトソックスは5日(日本時間6日)のアスレチックス戦に敗れ、21連敗となった。1988年にオリオールズがマークしたア・リーグ記録に並ぶ悲惨な現状を、トレード期限にカージナルスへ移籍した36歳のトミー・ファム外野手が分析した。
米ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏が、同紙のポッドキャスト番組「ザ・ショー」でインタビューを公開。ファムは「21連敗するなんて予想できないことだ。誰かに責任を押し付けることはできない。チームとしてバッドなんだ。(ペドロ・グリフォル)監督や(クリス・ゲッツ)GMを名指しするのは間違っている」と声を大にした。
さらに「投手が好投しても、打線が援護できなかったときや、その逆もあった。彼らは成長できるよう、最善を尽くしている」としつつ、指摘したのは「球界の流れとして若手化が進んでいる。(ホワイトソックスの)若手は(MLBで)プレーする準備ができていないのかもしれない」ということだ。
ホワイトソックスの25人枠は、現時点で2000年以降に生まれた選手は3人、1995年以降に生まれた選手と含めて17人と、非常に若いチーム構成になっている。
ヘイマン氏が「ホワイトソックスの選手とは今でも連絡を取り合っていますか? 結果を追っていますか? 応援していますか? 記録を更新しないことを願っていますか?」と質問すると「もちろんだ。毎日結果を追っているよ。苦しんでいるのは、見たくないよ」とファム。願いは届き、泥沼を脱することはできるのだろうか。
(Full-Count編集部)