大谷翔平が「MVPを獲得」 二刀流“反対論者”も手のひら返し「信じられないほど素晴らしい」

フィリーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
フィリーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

「MLBトゥナイト」で大谷特集…アナリストは脱帽「エンゼルスでは陸の孤島でした」

【MLB】フィリーズ 6ー2 ドジャース(日本時間7日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は今季3度目のMVPを手にするのか。シーズンも残り2か月を切り米でも議論が加熱。米スポーツ局「MLBネットワーク」ではアナリストが「最終的にオオタニが獲得すると思います」と語っている。

 6日(日本時間7日)のフィリーズ戦前に放送された同局の番組「MLBトゥナイト」での一幕。同番組のアナリストを務めるハロルド・レイノルズ氏が「オオタニはすでに30本塁打&30盗塁を達成しています。そして40-40を達成するチャンスもあります」と切り出すと、司会のマット・バスガージアン氏も「そして、3冠王の可能性もあります」と同調。レイノルズ氏は「なので、私は彼をMVP候補としてみています。最終的に彼が獲得すると思います」と予想した。

 もっとも、大谷の渡米時には活躍に懐疑的だったという。同番組のアナリストを務めるダン・プリーザック氏はスプリングトレーニングで大谷が投打に苦戦していたことを紹介し、「ハロルド(レイノルズ)。君は、最初に反論した人の1人でした。私は打者としてではなく、投手としての方がお金を稼げると言いました。私は、いいスカウトやGMになることはありませんね」と笑顔で“過ち”を認めた。

 また、レイノルズ氏は、今季の好成績はドジャース移籍を機にムーキー・ベッツ内野手とフレディ・フリーマン内野手が前後を打つことが後押ししていると分析。「ショウヘイと勝負をしなければいけないのです。エンゼルスでは、陸の孤島でした」と語り、最後に「信じられないほど、素晴らしい打者です。アホみたいなパワーの持ち主です。打点は僅かトップと5点差で、打率と本塁打はトップです。40-40、3冠王を達成できると思います!」と今季の偉業に期待した。

(Full-Count編集部)

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