大谷翔平も「楽しんでいるように見える」 怪物新人とついに“再戦”…敵将も心待ち

試合前の取材に応じたパイレーツのデレク・シェルトン監督【写真:川村虎大】
試合前の取材に応じたパイレーツのデレク・シェルトン監督【写真:川村虎大】

大谷とスキーンズが再戦…前回対戦では豪快HR

【MLB】ドジャース ー パイレーツ(日本時間11日・ロサンゼルス)

 パイレーツの怪物新人、ポール・スキーンズ投手は10日(日本時間11日)、敵地・ドジャース戦に先発登板する。大学時代に憧れていた大谷翔平投手と2度目の対戦。パイレーツのデレク・シェルトン監督も「楽しいものになるだろう」と心待ちにした。

 スキーンズは昨夏の全米ドラフト1位でパイレーツに入団。アナハイム近郊の出身で、大谷の本拠地初登板となった2018年4月8日のアスレチックス戦をエンゼル・スタジアムで観戦している。その後、二刀流にも挑戦したが、大学では投手に専念している。

 シェルトン監督はこの日、大谷とスキーンズの対戦について「その対戦を気に入っている人がたくさんいることはわかっている。野球界にとって大事なことだと思う。2人とも本当に素晴らしい選手」とコメント。結果については「わからないけど、楽しいものになるだろう」と笑顔を見せた。

 今季はここまで6勝1敗、防御率1.99。大谷とは6月5日(同6日)に初対戦し、第1打席は3球三振、第2打席は本塁打、第3打席は右前打だった。大谷が100マイル(約160.9キロ)超えの剛速球を本塁打にするのは初めてだった。「ショウヘイのリアクションを見ても、彼が(スキーンズとの対戦を)楽しんでいるように見えるね。ポールもその対戦が好きだということは、私もわかっている」と指揮官は頷いた。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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