花巻東2回戦敗退 49校目の聖地登場…巨人コーチ息子“スーパー1年生”躍動も完封負けで涙
花巻東が2回戦で敗退…滋賀学園が3回戦に進出
第106回全国高校野球選手権大会は13日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、第3試合では花巻東(岩手)と滋賀学園(滋賀)が対戦。今大会49校目の登場となった花巻東が0-5で滋賀学園に完封負けを喫し、2回戦で姿を消した。
花巻東は先発した小松龍一投手(3年)が2回に1イニング5安打を浴びて3失点。3回からは葛西陸投手(3年)にスイッチした。葛西は5回の1イニングで4安打を集められ2失点。試合の流れを掴むことができなかった。打線も滋賀学園の脇本耀士投手(3年)の前に無得点に封じられた。
花巻東は「4番・三塁」で出場した古城大翔内野手(1年)に注目が集まった。古城の父は日本ハムや巨人で活躍し、現在は巨人の3軍打撃コーチを務める古城茂幸氏で、長打力のある打撃を期待されていた。
古城は初回の第1打席で左安打、4回の第2打席で右安打を放つなど4打数2安打。180センチ、94キロの恵まれた体を生かして、聖地で躍動したが、白星には導けなかった。試合後、花巻東ナインからは大粒の涙が溢れていた。