マウンド上で突然の嘔吐…167キロ剛腕が襲われた“悲劇” 今季3度目に「普通じゃない」
レッズのグリーンが投球中にマウンドで嘔吐した
■レッズ 4ー1 カージナルス(日本時間14日・シンシナティ)
またしてもグラウンドで嘔吐……。レッズのハンター・グリーン投手が13日(日本時間14日)、本拠地・カージナルス戦に先発し、5回の投球中にマウンド上で嘔吐。それでも降板せず、7回4安打1失点で9勝目を挙げた。少なくとも今季3度目となるマウンド上での嘔吐にファンは「これは普通じゃない」「いったいどうした」といったコメントが相次いでいる。
グリーンは5回の投球中、右手で腹部を押さえながら、グラブで口元を隠して突然嘔吐した。吐瀉物はグラブの隙間からこぼれ落ちていた。この回、2死からラーズ・ヌートバー外野手を四球で出塁させ、その後2度の暴投で三塁まで進塁を許した。次打者を三振で無失点で切り抜けたが、乱調を嘔吐の影響と指摘する報道もあった。
最速167キロを誇る25歳剛腕のグリーンは2017年のMLBドラフト1巡目(全体2位)で入団。米メディアによると6月19日(同20日)の敵地・パイレーツ戦し、同25日(同26日)の本拠地・パイレーツ戦でもマウンドで嘔吐していた。
今季3度目のマウンド上でのアクシデント。SNS上には「またか」「なぜグラブに吐くの」「酒でも飲んだか」「かわいそうなグラブ」「また!? 水分を摂りすぎじゃない」「この後、グローブをチェックしなければならないアンパイアは最悪だ」「これは医学的な問題かな?? 精神的なこと?」「彼は問題を抱えているかもしれない」「本当に心配だ」などとファンからコメントが寄せられていた。