ド軍が迫られる「難しい決断」 ベッツら故障者続々復帰で…裏にある“課題”
続々と故障者が帰還する一方で…ドジャースが抱える難題
ドジャースは13日(日本時間14日)の敵地・ブルワーズ戦に7-2で快勝して5連勝。ムーキー・ベッツ内野手が12日(同13日)の同カードで復帰するなど、続出していた故障者が徐々に戻り、再び勢いを取り戻しつつある。戻る選手がもいれば、枠からはじき出される選手も出てくる。今後のドジャースについて、MLB公式サイトは「簡単ではない判断を下さなければいけない」と述べている。
ドジャースはベッツの復帰に合わせ、トレード期限直前にレイズから加入したアーメド・ロサリオ内野手をDFAとし、メジャー40人枠から外す措置を取った。MLB公式はこれを受けて「ロサリオのDFAはドジャースが下さなければならない最初の難しい決断に過ぎない」とするタイトルの記事を掲載。「次の1週間、ドジャースは主軸の多くが復帰することを想定している。最初、そして最大の補強は2か月近く離脱していたベッツが復帰したことだ。しかし、ドジャースはタフな判断を迫られた。結局、トレード期限直前で獲得したロサリオのDFAを決めたのだ」と伝えた。
さらに「ロサリオのDFAは驚きだったが、これはドジャースが下さなければならない最初の難しい決断に過ぎない」と指摘。水曜日(同15日)にはIL(負傷者リスト)入りしていた(先発予定の)ウォーカー・ビューラーを登録させないとならない。その2日後には(リリーフの)ライアン・ブレイシアも登録させないといけないだろう。そして、ブレイク・トライネンも、もうすぐ復帰する」と報じた。
復帰予定者はさらに続く。月曜日(同20日)にはマックス・マンシー内野手、トミー・エドマン内野手が戻る予定だ。9月1日(同2日)になると、登録可能選手は2人増えて28人になるが、「それでもドジャースは簡単ではない判断を下さなければいけない」としている。
さらに、デーブ・ロバーツ監督によると、右肩の負傷で6月から戦線離脱している山本由伸投手が13日(同14日)にブルペン入り。16日(同17日)にライブBPに登板予定で、復帰へ歩みを進めている。続々戻ってくる主力選手。ドジャースの今後の“決断”に注目が集まる。
(Full-Count編集部)