巨人・浅野翔吾が満塁弾 12打席目の今季初安打…伝統の一戦で衝撃アーチ、東京D熱狂
浅野はファームで8本塁打、34打点をマークしていた
■巨人 ー 阪神(14日・東京ドーム)
巨人・浅野翔吾外野手が14日、東京ドームで行われた阪神戦で今季1号の満塁弾を放った。今季はここまで11打数無安打に甘んじていたが、期待の逸材がついに目覚めた。
0-0の4回2死満塁で阪神の及川雅貴投手が投じた129キロのスライダーを左翼席へ豪快に運んだ。19歳が放ったグランドスラムに東京ドームは騒然となった。2死走者なしから大城卓三捕手の四球、ココ・モンテス内野手の左越え二塁打、門脇誠内野手の四球でつかんだ満塁のチャンスだった。
今季は開幕1軍入りを果たすも、9打数無安打で4月8日に出場選手登録から抹消。8月12日に再昇格を果たし、13日の阪神戦では代打で一ゴロ。この日が1軍復帰2戦目で、4月6日以来、約4か月ぶりのスタメン復帰で見事に結果を出した。11打数無安打だった浅野が、伝統の一戦で衝撃の今季初安打となった。
2022年ドラフト1位で高松商から入団。1年目の昨季には1軍デビューを果たし、24試合の出場で打率.250、1本塁打、2打点だった。今季はファームでは打率.255、8本塁打、34打点と結果を残していた。