8強入り後押し…大社のアルプスが「島根県民総動員」 早実も圧倒「ヤバすぎ」
大社の大応援団が話題となっている
延長11回、タイブレークの末に夏の甲子園で93年ぶりの8強入りを決めた大社(島根)を大きく後押ししたのが、大会屈指の統制がとれた大応援団の存在だ。優勝候補の早実を圧倒するかのような大声援にファンは「島根県民総動員応援団」「もはや気合いが違う」などと絶賛していた。
甲子園のアルプススタンドが紫に染まる。島根・出雲市を中心に2000人規模ともされる大応援団が集結し、大社ナインを後押しした。
応援の定番曲「サウスポー」では座っていた全員が一斉に立ち上がって叫ぶ。紫の応援Tシャツに、紫のメガホン。そして腹の底からの大声援。大音量の応援が旋風を巻き起こした。
校歌では白を基調としたマフラータオルを全員が頭上に掲げ、左右に揺れる。もはや壮観な景色だった。
伝統校の早実も応援団の統制がとれており、両校の応援合戦も白熱した試合を盛り上げた。SNSには「応援量は早実の大応援をも凌ぐ」「甲子園の魔物を味方につけて」「アルプスの応援すごすぎました」「一生脳内で大社の応援歌流れとる」「チビッ子達も応援してた」「大社応援団と一般客のハイタッチ会起きてた〜」「早稲田の声が余裕で押されてる」「声量ヤバすぎ」「お客も味方に」と、大社の応援に魅了されたファンのコメントが並んでいた。