魂の492球、大社・馬庭は「今大会の主役」 号泣敗戦も…奮闘左腕は「最後までエース」
大社の馬庭は大会を通じて4試合で492球を投げ切った
第106回全国高校野球選手権大会の準々決勝で敗退した大社(島根)のエース、馬庭優太投手(3年)にファンから感謝のコメントが溢れている。19日の神村学園(鹿児島)戦に敗れたが、大会を通じて計492球を投げ切った姿に「今大会の主役」「最後までエース」といった声があがっていた。
左腕エースの馬庭は初戦から3回戦まで1人で投げ抜いた。創成館(長崎)との2回戦は延長10回、早実(西東京)との3回戦は延長11回に及んだ。マウンドでの必死な姿は、多くのファンの心を打った。
疲労や投球数への配慮もあり、準々決勝はベンチスタート。2-2の同点の5回無死一、二塁のピンチでマウンドに上がると、“主役”の登場に大歓声があがった。守備の乱れもあり1点を失うと7回、8回にも点を奪われた。
苦しい展開となったが仲間を鼓舞しながら、最後まで投げ続けた馬庭にファンは感動。X(旧ツイッター)には「夢感動ありがとう」「間違いなく主人公」「魂のピッチング」「胸張ってください」「熱闘に熱投」「大黒柱すぎる」「すごい勇気もらった」「馬庭で負けたらしゃーない」「勝っても負けても男泣き」「涙にもらい泣き」などのコメントが並んだ。
(Full-Count編集部)