大社敗退でXに広がる“ロス” 一夜明けても「虚無感ハンパない」…神村学園には「優勝して」

神村学園戦後の大社ナイン【写真:小林靖】
神村学園戦後の大社ナイン【写真:小林靖】

今大会で旋風を起こした大社に多くのファンが感動していた

 第106回全国高校野球選手権大会の準決勝が21日に甲子園球場で行われる。19日の準々決勝では、今大会で旋風を起こした大社(島根)が神村学園(鹿児島)に2-8で負けて敗退。一夜あけた20日もSNSには「ロス半端ない」「ロス凄すぎ」といったコメントが並んだ。

 公立の大社は快進撃を演出した。初戦で選抜準優勝の報徳学園(兵庫)を破り、2回戦で創成館(長崎)に勝つと、3回戦では早実(西東京)との歴史に残る延長11回に及ぶ激闘を制した。

 この3試合を1人で投げ切った馬庭優太投手の姿に全国が感動。準々決勝では途中からの登板となり、相手の強打と疲労もあり、ジワジワと点差を広げられたが、仲間を鼓舞しながら投げ続ける姿が、さらにファンの涙を誘った。

 また、2000人規模とされる大応援団でも注目。圧倒的な統制と甲子園を包みこむような、ひたむきな大声援が話題となっていた。

 旋風を起こした高校の敗退にSNS上には「脱力感」「立ち直れていない」「頭がぼーっとしてる」「もっと見たかった」「夏が終わった」「余韻に浸っている」「虚無感ハンパない」といったコメントが相次いだ。また、大社に勝った神村学園に対しても「このまま優勝してほしい」「勝ってもらわないと」といったエールも多くみられた。

(Full-Count編集部)

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