ロッテ吉井監督「打線の並べ方が下手でした」 ハム上回る10安打…2連敗に肩落とす
5回5失点の先発・小島には「変化球が低めにいかなかった」
■日本ハム 5ー3 ロッテ(20日・ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは20日、ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦に3-5で敗れ、2連敗となった。相手を上回る10安打を放ちながらの拙攻に、吉井理人監督は「1、2番が今日ヒット出てないですから、あの辺が出てくれないとなかなか打線にならない。並べているのは私なので、選手たちは頑張ってくれているんですけど、打線の組み方が下手でした」と肩を落とした。
1番には池田来翔内野手、2番には藤原恭大外野手を起用。池田は16日のソフトバンク戦に続き2度目のリードオフマンだったが、4打数無安打と好機をつくることはできなかった。
対照的に、相手の1番・水谷は初回に先頭打者弾を放ちチームを勢いづけた。指揮官は「今日の水谷君のような、ああいう活躍を期待しているんですけど……。明日、もう一回行こうと思います」と話した。
ゲーム差なしだった2位・日本ハムとのカード初戦を落とし、1差に広がった。先発を託した小島は5回5失点に沈み、「先頭に真っすぐをカチンといかれて(本塁打されて)、変化球が多くなって、その変化球が低めにいかなかった。もったいなかったです」と苦言を呈した。
(町田利衣 / Rie Machida)