大谷翔平、バント失敗も韋駄天ぶり披露 一塁到達タイムは今季エ軍最速記録
第1打席でバント失敗も一塁まで3.82秒で駆け抜ける
エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地アストロズ戦で2011年サイ・ヤング右腕ジャスティン・バーランダーから右翼へ痛烈な二塁打を放ち、地元ファンを沸かせた。だが、ファンを驚かせたのは、第1打席で見せたセーフティバントだろう。惜しくも失敗に終わったが、この打席で密かに今季の球団新記録を打ち立てていたことが分かった。
2回無死一塁の場面で打席に立った大谷は、初球でいきなり三塁方向へのセーフティバントを試みた。だが、バーランダーが華麗なフィールディングを披露し、一塁走者のアップトンを二塁で封殺した。
この時、猛ダッシュで一塁に駆け込んだ大谷の快足は、記録的なスピードだったという。MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」の担当記者デビッド・アドラー記者はツイッターで速報した。
「もしショウヘイ・オオタニがバント時にはどれだけ速く一塁に到達するか興味を持ったなら… 今日の初打席で彼は3.82秒を記録した。これは今季エンゼルス最速の本塁から一塁までの到達タイムだ」
本塁から一塁までの27.4メートルという距離を、大谷は今季エンゼルス最速の3.82秒で駆け抜けたという。二刀流ばかりか、スピードという“3番目の武器”に対する評価が高まりを見せる中、バント失敗ながらも韋駄天ぶりを見せつけた。
(Full-Count編集部)