3地区で決勝進出決まり、12地区で4強出揃う 選抜出場の静岡、膳所は敗退
10地区で決勝が行われ、甲子園出場決定は11校に
第100回全国高等学校野球選手権記念大会は22日、各地で地方大会が行われた。南北海道や岩手、福島など10地区で決勝戦が行われ、新たに10校の代表校が決定。北埼玉、南福岡、沖縄の3地区で準決勝が行われて決勝進出校が決まり、山形、茨城、群馬、東西愛知、三重など12地区でベスト4が出揃った。
22日に甲子園出場を決めたのは南北海道の北照(5年ぶり4回目)、青森の八戸学院光星(2年ぶり9回目)、岩手の花巻東(3年ぶり9回目)、福島の聖光学院(12年連続15回目)、栃木の作新学院(8年連続14回目)、山梨の山梨学院(3年連続8回目)、長野の佐久長聖(2年ぶり8回目)、香川の丸亀城西(13年ぶり5回目)、熊本の東海大星翔(35年ぶり2回目)、長崎の創成館(3年ぶり2回目)の10校。北北海道の旭川大と合わせ、甲子園出場決定は11校になった。
決勝進出の2校が決まったのは3地区。北埼玉は4年連続6回目の甲子園出場を目指す花咲徳栄が滑川総合に勝ち決勝へ。昌平に勝ち、34年ぶり5度目の甲子園に王手をかけた上尾と決勝戦で戦う。南福岡は17年ぶり2度目を目指す九産大九州が香椎に、初の甲子園を目指す沖学園が福岡大大濠にそれぞれ勝って決勝へ。沖縄は7年ぶり2度目を目指す糸満、2年連続12度目を狙う興南が決勝に駒を進めた。
西東京では片倉に逆転勝利した日大三と国分寺に勝った国士舘が準決勝へ。群馬では前橋育英らが4強に。茨城では4強が出揃ったが、春の県大会準優勝の明秀日立が土浦日大に敗れて敗退。西愛知では東邦、享栄、愛工大名電が準決勝へ勝ち進む一方で、昨夏代表の中京大中京が至学館に敗れ、2年連続の甲子園を逃した。岐阜では大垣日大が中京学院大中京との強豪対決を制してベスト4に進んだ。
4回戦が行われた静岡では、選抜出場校の静岡が飛龍に敗れて敗退。滋賀でも、選抜出場校の膳所は綾羽に7-5で敗れ、春夏連続出場を逃した。南大阪では東大阪大柏原が3回戦で信太に敗戦。東兵庫では神戸国際大付が育英と、報徳学園が滝川二との強豪対決にそれぞれ勝利し、ベスト8に。神港学園は市尼崎に敗れて姿を消した。
(Full-Count編集部)