大谷翔平は「7億ドルのユニコーン」 元世界一監督は“偉業”に仰天「速いだけじゃない」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

元Dバックス指揮官のブレンリー氏「彼はユニコーンだ」

【MLB】ドジャース 11ー6 Dバックス(日本時間3日・フェニックス)

 ドジャース・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦で自身2度目の1試合3盗塁を決め、今季46盗塁。前人未到の「50本塁打&50盗塁」に着実に近づいている。7回に立て続けに二盗、三盗を成功させ、敵地放送局も感服。「7億ドル(約1027億円)のユニコーンですね」と脱帽だった。

 大谷は四球で出塁した4回に左腕ロドリゲスから二盗成功。44盗塁とした。さらに右前打を放った7回には左腕モンゴメリーから二盗、三盗をあっという間に決めて見せた。いずれもモーションを盗み、悠々と成功させた。

 大記録へ着実に歩を進める大谷を、ダイヤモンドバックス向け放送局「DバックスTV」の実況&解説も大絶賛だ。ジャイアンツやブルージェイズでプレーし球宴出場経験もある解説のボブ・ブレンリー氏は「彼は大きな、大きな男です。打席での途方もないパワー、塁上での驚異的なスピード。彼はユニコーンだ。間違いない!」と賛辞を惜しまなかった。

 実況のスティーブ・ベルティオーム氏は「7億ドルのユニコーンですね」とドジャースとの契約総額を出して称えた。

 2001年から2004年途中までダイヤモンドバックスを率いたブレンリー氏はさらに、三盗を決めた際に「彼は速いだけではなく、マウンドの投手に対し、しっかりと目を光らせていますね」とも語った。大谷は試合後に「高い確率でセーフになる自信があれば行くべきだと思います」と話していた。こうした洞察力も盗塁量産の要因になっているようだ。

(Full-Count編集部)

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