大谷翔平、前人未到“50-50”は「チャンスある」 大偉業へ「健康な状態で出られれば」
敵地・Dバックス戦で史上初の44-44を達成
【MLB】ドジャース 11ー6 Dバックス(日本時間3日・フェニックス)
ドジャースの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。4回に今季44盗塁目を成功させて史上初の「44本塁打&44盗塁」を達成すると、7回には2つの盗塁を決めて44-46まで記録を更新した。試合後の取材に応じると、50-50へ「健康な状態で出られればチャンスある」と意気込みを語った。
初回の第1打席は打球速度117.2マイル(約188.6キロ)の痛烈な右前打。4回2死の第3打席では四球で出塁し、ベッツの打席で3試合ぶり44盗塁目をマークした。史上初の44-44を達成した。さらに7回1死の第4打席ではこの日2本目の右前打で出塁し、ベッツの打席で二盗、三盗と連続で成功させた。自身2度目の1試合3盗塁に成功し、44-46の新たな記録を打ち立てた。
前人未到の50-50へ周囲の期待も高まる中、大谷は「残り何試合あるかちょっと分からないので」としながらも、「1試合でも多く健康な状態で出て(試合に)出れればチャンスはあるかなと思います」と語った。
ダイヤモンドバックスとの首位攻防戦は、ドジャースが3勝1敗で勝ち越し。ゲーム差を6に広げた。大谷は大事なシリーズで2本塁打、4盗塁と躍動。勝利に大きく貢献。今季成績は136試合出場で打率.292、44本塁打、98打点、OPS.993、46盗塁となっている。
(Full-Count編集部)