大谷翔平の去就話題は「一切なかった」 実現しなかったエ軍“残留”に指揮官嘆き

エンゼルスのロン・ワシントン監督【写真:Getty Images】
エンゼルスのロン・ワシントン監督【写真:Getty Images】

大谷翔平は「野球界の全監督が、自分のチームに所属して欲しい」

【MLB】エンゼルスー ドジャース(日本時間4日・アナハイム)

 ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」で出場する。移籍後初となるエンゼルスタジアムでの公式戦。史上初の「45本塁打&45盗塁(45-45)」に期待がかかる。試合前、エンゼルスのロン・ワシントン監督は「本当にスペシャルな選手。彼は(ボールを)仕留めることができる選手だ」と絶賛した。

 ワシントン監督は今季から指揮を執っているため、大谷が在籍した6年間では関わりがなかった。昨オフのFA移籍について「私は冬頃にこの職に就いた。私が来る前から交渉が始まっていたから、私が(話したからといって)判断させられる訳ではなかっただろう。最終的にドジャースと契約をした。野球界の全監督が、彼が自分のチームに所属して欲しいと思うだろう」と存在の大きさを口にした。

 エンゼルスは57勝80敗で、ア・リーグ西地区の最下位に沈んでいる。指揮官は「私だって、彼(大谷)がこのチームに所属して欲しいと思っている。でも、起きなかった」と嘆くしかなかった。

 監督就任の話が飛んできた頃には「その話(大谷の去就)は一切なかった。彼は(その時すでに)交渉中だった」と“お手上げ”の状態。エンゼルス残留とはならなかったが、指揮官は現実を受け止めている様子だった。

(Full-Count編集部)

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