大谷翔平50-50達成の鍵は? ド軍移籍で21→9激減も…ド軍監督が語る「辛抱強さ」

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

ロバーツ監督「最近は辛抱強さを持っているが」

 ドジャース・大谷翔平投手は残り23試合で前人未到の「50本塁打&50盗塁(50-50)」へ挑む。ここまでリーグ最多44本塁打を放ち、46盗塁をマーク。地区優勝争い、ポストシーズン争いも佳境に入る中で、「打席での辛抱強さ」が偉業達成の鍵となりそうだ。

 3日(日本時間4日)の敵地・エンゼルス戦の延長10回2死二塁、大谷は申告敬遠で勝負を避けられた。2番にベッツがいるのにも関わらずだ。結果的にはベッツが左越え3ランを浴びせたが、他球団の“四球攻め”への対応が本塁打を生む鍵となる。

 無理にボール球を振って決めにいくようであれば、調子を落としていくのは目に見えている。この日、ロバーツ監督も「対戦相手はショウヘイに打たれない(勝負を避ける)ようにする。最近は辛抱強さを持っているが、チームメートを信じ続けるかは彼次第だ」と話した。

 エンゼルス時代はトラウト、レンドンら強打者が戦線離脱。昨季は21敬遠と勝負を避けられてきた。ベッツ、フリーマンらがいるドジャースでは、ここまで9敬遠と減ってきたが、この日、エンゼルスのワシントン監督が「いつだって野球で判断を下す時は“50-50”だ。(敬遠は)自分がすべきだと思う判断を下す」と話したように、これから敬遠が増える可能性もゼロじゃない。勝負を避けられる中で、どう結果を残すかも偉業達成のキーポイントとなる。

(Full-Count編集部)

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