大谷翔平、史上6人目の偉業に隠れた衝撃データ 最強ボンズも及ばない「12.2&92.2」
MLB公式投稿「オオタニは50-50を達成する初の選手になるだろうか?」
ドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたカブス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、史上初の「46本塁打&47盗塁(46-47)」を達成した。8月23日(同24日)には史上6人目の40-40を史上最速で達成。改めてその“中身”の凄まじさが際立っている。
MLB公式は9日(同10日)の試合前にX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニは同一シーズンで50-50を達成する初めての選手になるだろうか?」として、過去の40-40達成者と「1本塁打に要する打数」「盗塁成功率」の2部門で数字を比較した。大谷はこの段階で12.21打数の割合でアーチをかけ、盗塁成功率は92%に達していたという。そして、ともに過去の達成者の中で圧倒的1位だった。
両部門で大谷に次ぐのは、1996年に42本塁打&40盗塁を記録したバリー・ボンズ(ジャイアンツ)。「1本塁打に要する打数」は12.31、盗塁成功率は85%だった。当時はやや細身な体型だったボンズは、2000年以降に本塁打数が激増していくわけだが、それでも稀代の5ツール・プレーヤーだった天才打者を凌駕するペースというのは、改めて今季の活躍の凄さを物語っている。
18試合を残し、51本塁打&53盗塁ペース。前人未到の50-50達成に期待がかかる。1打席、1出塁の全てから目が離せない。
(Full-Count編集部)