大谷翔平vsリンドーア…「MVP争いは続いてる」 NY記者の持論、同僚は“人間性”を評価
メッツ左腕が明かすリンドーア「1人がチーム全体に影響を与えられる」
“ライバル”NYでは「リンドーア推し」で一択のようだ。米ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏は9月12日(日本時間13日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。メッツのショーン・マネイア投手と今季のナ・リーグMVPの行方について議論を交わした。32歳左腕は「カリスマ性」があるとして、同僚のフランシスコ・リンドーア内野手を推挙している。
ヘイマン氏は、同じくニューヨーク・ポスト紙の著名記者であるジョエル・シャーマンを引き合いに出し「ジョエル(シャーマン)と私は、いまだにMVP争いは続いていると思っている。成績面では、50-50を達成しそうな(ショウヘイ)オオタニの方が有利かもしれないが、リンドーアとMVP争いについて意見を聞かせてくれ」と質問を投げかけた。
マネイアは頷きながら「リンドーアは100%(MVP)論争に含まれている人物だ。彼が調子を上げたとき、メッツも調子を上げた。それは、大きなことだと思う。1人がチーム全体(に影響を)与えられるんだ」と、同僚から見た凄さを激白。そして「舞台裏もそう。振る舞いだったり、いつも練習熱心なところだったり。フィールドでも、(室内)ケージでも。チームが不調のときでも、今と同じ姿勢で挑んでいたし、カリスマ性があるんだ」と“人間力”の高さを称賛した。
さらに「かっこつけるためにプレーしているのではない。こういうリーダーの姿を見られることはクールだよ。(彼は)チームがうまくいくことを望んでいるんだ」と明かし、「もちろん、守備でも信じられない(活躍をしている)。誰でもゴールドグラブを獲得できるわけではないよ」と締めくくった。
ドジャース・大谷翔平投手は11日(同12日)の試合を終え、143試合出場で打率.292、47本塁打、104打点、OPS.992、48盗塁をマークしている。一方でリンドーアは146試合で打率.268、31本塁打、85打点、OPS.831、27盗塁。両者の打撃成績に差はあるものの、守備・走塁を含めた勝利貢献度WAR(米データ会社「ファングラフス」)ではリンドーアが7.4で1位、大谷が7.0で2位とあり、MVPの“ライバル”と目されている。
(Full-Count編集部)