大谷翔平にそびえるパドレスの“壁” よく知る相手も…発覚した意外なデータ「1/54」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷は6日からパドレスとの地区シリーズに挑む

 ドジャース・大谷翔平投手は5日(同6日)からの地区シリーズで対戦する相手がパドレスに決まった。今季、リーグトップの54本塁打を放った大谷だが、パドレス戦では12試合の対戦で本塁打はわずか1本だけというデータが発覚した。

 今季は54本塁打、130打点のリーグ打撃2冠を達成。59盗塁も合わせた前人未到の「54本塁打&59盗塁(54-59)」など、数々の圧倒的な成績を残し、チームの地区優勝に貢献した。

 ドジャースがナ・リーグ西地区王者として迎える地区シリーズでは、ワイルドカードゲームでブレーブスを2連勝で下したパドレスと対戦する。9月の終盤まで優勝を争った同地区の“宿敵”だ。

 大谷にとっては、よく知る相手となるが気になるデータが存在する。今季12試合の対戦で打率.326と好成績を残したが、55打席で本塁打はわずかに1本しか打っていない。ナ・リーグ西地区のロッキーズからは5本、ジャイアンツからは4本、ダイヤモンドバックスからは3本を放っており、同地区でもっとも本塁打が少ないのがパドレスだった。

 また対パドレスでの長打率.522、OPS.987も十分すぎる成績ではあるが、同区の他球団のなかではもっとも低い。また、7打点も対ダイヤモンドバックスと並ぶ“最少”だ。

 なお、パドレスに敗れたブレーブスに対しては7試合で打率.385、3本塁打、10打点と“お得意様”としてた。同地区でもっとも“苦手”としているパドレスと戦う自身初のポストシーズン。大谷がデータを跳ね返すどんな打撃をするのか注目される。

(Full-Count編集部)

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