大谷翔平が示す超一流の“本質” 歴史的1年の裏にある覚悟…米識者が大絶賛「クレイジーだ」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平の“姿勢”は「いつも通り熱心」

 ドジャースの大谷翔平投手が示す“姿勢”に米メディアが注目している。「MLBネットワーク」の番組「MLBセントラル」では司会のロバート・フローレス氏が「最大のステージに上がるショウヘイ・オオタニの姿を見るのが待ち遠しい」と、ポストシーズンの“開幕”を心待ちにした。

 アナリストのジェイク・ピービー氏は「私もだ」と同調すると「今年のシーズンはあまりに意図的だった。彼はドジャースタジアムに現れて、我々は彼がトレーニングをする姿を見た。彼はいつも通り熱心にトレーニングをした」と明かした。

 さらに「彼は(春季)キャンプに一番乗りした。その時はまだバットを振れなかったが、その場所にいた。ボールも投げられなかったが、その場所にいた」と説明。大谷が盗塁を決める映像を見ながら「彼は意図的に、これに取り組んでいた。脚力、パワー、スピード、盗塁。どうやったら最適にできるか。自由に走れる唯一のシーズンになるとわかっていたのは、投手をやらないからだ」と言及した。

 大谷の姿勢について「選手全員が知るべきなんだ。世界屈指の選手たちがすることはなにか。それはどんなに偉大でも毎年白紙に戻して、どうやったらさらによくなれるか考えるということだ。ショウへイにおいては、彼ら(ドジャース)はそれをして、我々がこれまでに見たことのないシーズンを彼は達成してくれた」と強調した。

 昨春のWBCで米国代表の監督を務めたマーク・デローサ氏は「ばかげていると思うのは、ドジャースはスーパースターだらけ。ベッツ、フリーマン……。そのリストは延々に続く。彼はその全員をカバーしたんだ。彼はそれほど(レベルが)上だ」と驚きを隠せなかった。

(Full-Count編集部)

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