6回途中4失点も「POへ自信持っている」 ロバーツ監督は高評価…ド軍先発陣の実情
ロバーツ監督「今夜は本当にいい投球をしていたと思う」
【MLB】ロッキーズ 6ー3 ドジャース(日本時間22日・ロサンゼルス)
ドジャースのウォーカー・ビューラー投手は21日(日本時間22日)、本拠地・ロッキーズ戦で6回途中5安打4失点で今季6敗目(1勝)を喫した。4か月以上勝ちなしとなった右腕について、デーブ・ロバーツ監督は「今夜は本当にいい投球をしていたと思う。全体的に我々が必要としていたことをやってくれた」と評価した。
かつてのエースがなかなか結果を出せない。初回に自らの野選の間に先制点を許すと、2回もトーバーの左翼線2点二塁打。先頭打者の出塁が失点につながった。最速95.4マイル(約153.5マイル)。14球で空振りを奪い、9三振と球の威力は十分だったが、試合を作れなかった。「弱い打球もいくつかあったし、三振もたくさん奪っていた。よく戦っていた」と話したが、勝ち星は5月18日(同19日)の本拠地・レッズ戦が最後。12試合勝ちなしで自身5連敗となった。
ドジャースの先発陣はシーズン終盤にグラスノー、カーショー、ストーンと負傷者が続出。フラハティ、山本由伸、ビューラー、ナックがローテーションに入る見込みだ。ビューラーについて、ロバーツ監督は「彼が我々のためにプレーオフで先発することに、私は非常に自信を持っている」と信頼を口にした。2020年ポストシーズンでは5登板で2勝負けなし、防御率1.80。ワールドシリーズ制覇へ大きく貢献した右腕の復活を待ちたい。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)