大谷翔平、112年ぶりの快挙は目前 “史上5人目”へ…独走状態でこじ開ける歴史の扉

54盗塁目を決めたドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
54盗塁目を決めたドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

3回に右前打で出塁→二盗成功で「52-54」到達

【MLB】ドジャース ー ロッキーズ(日本時間23日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地で行われたロッキーズ戦で54盗塁目を決め、更新を続けるメジャー記録を「52本塁打&54盗塁(52-54)」に伸ばした。112年ぶりの記録に向け前進している。

 大谷は4点を追う3回1死一塁に右前打で出塁すると、続くベッツへの4球目に二盗に成功した。7月25日(同26日)のジャイアンツ戦から31連続盗塁成功で、成功率は驚異の93.1%だ。また2001年イチローが記録した日本人シーズン最多56盗塁にあと2個に迫った。

 MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)で、1シーズンで40盗塁以上を記録し所属リーグ本塁打王に輝いた選手を紹介。1900年以降では4人だけで、1903年のジミー・シェッカード(9本塁打-67盗塁)、1909年のタイ・カッブ(9本塁打-78盗塁)とレッド・マレー(7本塁打-49盗塁)、1912年のトリス・スピーカー(10本塁打-52盗塁)という顔ぶれだ。

 大谷は52本塁打でナ・リーグを独走中。2年連続2度目の本塁打王は確実な状況だけに、1912年を最後に誰も達成していない大記録も目前となっている。

(Full-Count編集部)

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