大谷翔平が38年ぶりに到達した“レジェンド”の領域 124年の歴史で最多の快挙

53号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
53号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

本塁打と盗塁複数回を記録した試合は今季5試合目、1900年以降で最多

【MLB】ドジャース 6ー5 ロッキーズ(日本時間23日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地で行われたロッキーズ戦で53号ソロを放つなど5打数4安打1打点2盗塁をマークし、「53本塁打&55盗塁(53-55)」に伸ばした。

 MLB公式のサラ・ラングス記者は、大谷が本塁打と盗塁複数回を記録した試合が今季5試合目であり「1986年のリッキー・ヘンダーソンと並び、1900年以降で最多記録となった」と伝えた。

 大谷はこの日、3回1死一塁から右前打で出塁すると、続くベッツの4球目に二盗に成功。7回1死でも右前打を放つと、ベッツの打席で二盗を決めた。7月23日(同24日)のジャイアンツ戦から32連続成功で、盗塁成功率は93.2%だ。

 そして1点を追う9回無死から、2試合ぶりの53号ソロ。本拠地での28発は、2019年コーディ・ベリンジャー(現カブス)を抜いて球団新記録となった。ベッツがサヨナラ弾で、劇的勝利を飾った。

 打って走って、MLB歴代1位の通算1406盗塁を誇るレジェンドの域に達した大谷。残り6試合でどこまで数字を伸ばすのか注目される。

(Full-Count編集部)

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