「50-50」達成の直前…ド軍ベンチがざわついた理由 同僚が語る大谷翔平の“凄み”

マーリンズ戦で50号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
マーリンズ戦で50号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

マンシーが大谷について語る

 米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演したドジャースのマックス・マンシー内野手が驚異の活躍を見せる大谷翔平について語った。「一晩でもいいから、彼のような活躍をしたいと切望する人がたくさんいるよ。インクレディブルだね」。50-50を達成した際のベンチの様子についても話した。

 19日(日本時間20日)の敵地・マーリンズ戦では、自身初の3打席連続本塁打を含む6打数6安打10打点を記録した。2本目の一発が今季50号となり、前人未到の「50-50」に到達した。

 司会を務める元ホワイトソックスのAJ・ピアジンスキー氏は、「マイアミの試合で彼に勝負したときは、驚いた?」とマンシーに質問。50号を放った場面は2死三塁の場面で、マーリンズベンチは絶好調の大谷との勝負を選択した。

 マンシーは「その瞬間私を含めて多くの人たちがベンチに座っていたんだけど、(勝負するとなって思わず)向こう側のベンチを見てしまったよ。実際に(マーリンズベンチが)どういう会話をしていたのかわからないけど、多くのコーチが彼を歩かせないといけないという感じだったね。でも、スキップ(シューメーカー)の顔を見る限りノーという感じだった」と振り返る。

 ドジャースナインは背筋を伸ばし、大谷の打席を見つめた。「私たちは『スキップ(シューメーカー)は男だね』という感じになったよ」。大谷は逆方向へ50号を叩き込み、9回にも51号を放った。

 大谷の活躍についてマンシーは「いつだってあの日のような活躍をしてしまうんだ。彼のルーティンは毎日いつも同じなんだ。唯一の違いは、ブルペンに入るかということ。ブルペンで50球、60球を投げたら疲れるのに、こんな活躍をしているのはすごいよね。インクレディブルだよ」と賛辞を並べていた。

(Full-Count編集部)

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