大谷翔平、23年ぶり偉業達成 爆速二塁打で到達した「395」…ジャッジも届かなかった数字

適時二塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
適時二塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

4回に188キロ二塁打…塁打数は393→395に上昇

【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間26日・ロサンゼルス)

 また偉業を成し遂げた。ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4回に右翼フェンス直撃の適時二塁打を放った。これで年間の塁打数は「395」。メジャー23年ぶりの数字に到達した。

 2-2で迎えた4回2死一、二塁。右腕シースの甘く入ったスライダーを完璧に捉えた。打球は一瞬にして右翼フェンスに直撃。打球速度は116.8マイル(約187.9キロ)の爆速二塁打で、MLB公式サイトのデータサイト「ベースボール・サバント」によると、メジャー30球場のうち14球場で本塁打になっていたと当たりだった。

 試合前の時点で塁打数は393をマーク。1930年のベーブ・ハーマン(416)に次ぐ球団歴代2位にランクインしていた。この日の二塁打でさらに数字を伸ばし、両リーグ独走の395塁打とした。メジャーでは2001年のルイス・ゴンザレス(419塁打)、バリー・ボンズ(411塁打)、トッド・ヘルトン(402塁打)以降、到達した選手がおらず、23年ぶりの偉業を成し遂げた。

 2022年にア・リーグ新記録の62本塁打を放ったアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)でも塁打数は391。いかに大谷の395塁打が歴史的な水準なのが分かるだろう。ちなみに、メジャー歴代最高は1921年のベーブ・ルースで457となっている。

(Full-Count編集部)

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