大谷翔平、誰も到達できなかった“2度目の領域” たった2か月で生み出した大記録
大谷は8月に12HR&15盗塁、9月も10HR&14盗塁を記録
また新記録を打ち立てた。ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、54号3ランを含む5打数4安打4打点1盗塁を記録した。これで9月は10本塁打&14盗塁。米記者は「ショウヘイ・オオタニが初めての選手」として、“ある記録”に注目している。
大谷は2回1死一、二塁で右前適時打を放つと、直後にはシーズン57盗塁目をマークして2001年のイチローを抜き、日本人最多記録を更新した。4回1死一塁では右前打、6回無死二、三塁の第4打席では飛距離436フィート(約132.9メートル)、角度34度の豪快アーチを右翼席へ叩き込んだ。さらに8回にも二塁打を放ち、4安打の固め打ちだった。
9月は24試合に出場して打率.398、10本塁打、32打点、OPS1.270、14盗塁をマークしている。MLB公式のサラ・ラングス記者は28日(同29日)、自身のX(旧ツイッター)を更新し「月に10本塁打以上と10盗塁以上を同時に、キャリアで複数回達成したのはMLBの歴史上ショウヘイ・オオタニが初めての選手」と紹介。そして「しかも彼は直近2か月で達成している」と、強調しながら衝撃の事実を伝えた。
8月の大谷は打率.238と、月間打率では今季“最低”だった一方で12本塁打、15盗塁と本塁打と盗塁を量産。ラングス記者によると、月間「10-10」を記録したのはこの月の大谷で8人目だったという。しかし、いずれも複数回達成した選手はいなかった中で、大谷が“すぐさま”史上初の2度目の達成を果たした。
(Full-Count編集部)